「金沢区在宅医療・介護関係団体・機関連絡会」及び「金沢区在宅医療相談室多職種連携会議」について

「金沢区在宅医療・介護関係団体・機関連絡会」及び「金沢区在宅医療相談室多職種連携会議」の参加報告

12月5日(水)19時より金沢区三師会館にて開催されました。

区役所高齢障害支援課より、金沢ケアマネ倶楽部から5名の参加をご依頼いただきましたので、代表・副代表、ほか会員二名で出席しました。

この会は「区レベルの地域ケア会議」に位置するものです。

医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護・訪問介護・地域包括支援センター・病院・クリニック・区役所・在宅医療相談室・民生委員などなど、金沢区内のさまざまな団体から総勢60名以上の参加がありました。

認知症初期集中支援チーム(かなざわオレンジサポートチーム)の活動報告

樹診療所山田院長と金井相談員より報告がありました。金沢区は横浜市の中でも1.2を争う相談件数で、中でもケアマネジャーからの相談が一番多いそうです。相談しても良いか迷うケースでも気軽に相談してほしいとのことでした。認知症初期集中支援チームでは「治す」ことではなく元の状態に「回復」させることを目標として行っていると、山田先生の熱い思いを知ることができました。

サービス介入拒否のある認知症の方への多職種連携」についてグループワーク

その後、河本クリニック河本院長を座長に、8グループに分かれてグループワークをしました。私のグループでは、総合病院の先生より「退院時のカンファレンスだけではなく外来患者のカンファレンスもできたらいい」「外来患者でも気になる方が多いので日頃からケアマネが知っている情報をもらえたら家の様子が見える、相談室を通してでも情報がほしいしまた医師からもケアマネに情報を聞く努力をしなければならない(けど忙しいからなかなかできない)」との意見が出ました。そのほか病院の相談員さんより「相談室は入院患者だけでなく外来患者のことも相談して良い」とのお話を聞き、大変心強く思いました。ほかの班でも「多職種で情報を共有できるツールがあると良い(例えばライングループのような感じで)」「職種ごとの考え方が違うことが良くわかったので、こういった話し合いの機会をもっと増やしていくべき」「ケアマネジャーごとに力量がかなり違うと感じることがあるので、多くのケアマネジャーがこういった会議に出るべき」などの意見も出ていました。

あまりにも盛り上がったので、グループワークの時間が全然足りませんでした。大変有意義な会でした。

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