第二回 金沢区医療福祉合同研修報告・研修後アンケート・グループワーク内容

「ターミナルケアにおける病院と在宅支援チームの連携を学ぼう」~在宅療養サポートマップの活用方法~

令和元年8月20日(火)18時30分より南共済病院にて開催されました。

金沢区内在宅の医師・歯科医師・薬剤師、区内7病院、金沢区訪問看護管理者会、金沢区訪問介護事業所連絡会、金沢ケアマネ倶楽部、金沢区地域包括支援センター主任ケアマネジャー部会、金沢区在宅医療相談室が協力して開催し、多職種総勢163名が参加する盛大な研修会となりました。

  1. 「看取り期の在宅療養サポートマップ」の説明を、金沢区役所高齢障害支援課出丸係長にしていただきました。マップの使用方法を多職種みんなで学ぶことで介護職も看取り期についてここまで理解していることを病院側にも知っていただき、患者さんを在宅に戻す際の不安を少しでも減らしていただけることも目的の一つです。
  2. グループワーク「サポートマップをもとに、がん末期の看取りまでの段階で各職種の出来ること、役割、やっていることなどを共有する」各職種の役割、できることできないこと、関わり方などについて情報共有・情報交換し、病院のスタッフにも在宅の看取りについて知ってもらう機会になりました。また看取りケースを担当したことがないケアマネやヘルパーなども自分の職種がどう動けば良いかなんとなくイメージができるようになったと思います。

↓各グループのグループワークの内容については下記をクリック↓グループワークまとめのサムネイル

グループワークまとめ

 

まとめ

事前アンケートの中でもっとも多かった意見に「最期まで在宅で、と言っていたのに救急車を呼んでしまった」というものがありました。研修の最後に病院の看護師さんから「救急車を呼んだことをマイナスととらえず、再入院となるまでの間家族と家で過ごせたことを評価してあげてほしい」という意見がありました。また南共済病院馬渡先生より「輸液のガイドライン」のお話や、ターミナル期の点滴や食事について本人に苦痛を与える場合があるため無理に入れる必要はない、というようなお話をいただきました。ケアマネジャーとしても家族を支持する根拠となるお話を伺え、今後の業務に活かせるとても良い機会となりました。

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